@アニメとぴっくす@

 

Weiβkreuz Giuhenの放送に暗雲が…(1/25)

4月よりCSキッズステーションで放送が予定されている「Weiβkreuz Giuhen」。しかし今、その放送が極めて厳しい状況にあることが判明しました。

実はキャラクターの著作権を保有している「つちやきょうこ」氏が製作元のアニメイトフィルムに対して著しい契約違反により一方的に全契約を1月19日付けで解除しました。
これにより、つちや氏の持つキャラクター等に関しては許可無く一切使用できないことになります。

このweiβという作品は原作権が子安武人氏、キャラクター権がつちやきょうこ氏に存在し、著作権の行使はアニメイトフィルムが一括して管理していたという形態をとっていました。(従来の企画を担当していたプロジェクトweiβがこの構成となっている感じです)
その為、版権が分散していた点が大きな問題の根を作ったことになります。

このような事態が発生した原因としては「つちや」氏の説明によると(アニメイトフィルム側はこの件に関しては完全沈黙)当初よりアニメイトフィルム側との契約では「貴社の本件著作物の新たな利用に際しては、必ず甲(つちや氏)と事前に協議する義務を負う」という条文があったらしいです。

当然これが事実ならば本来は、新商品開発・ビデオ・DVD化など権利の発生する事案が発生した場合は必ず事前協議をしなくてはいけないことになります。
しかし、つちや氏曰く「ここ数年間一切このような事(連絡)が無かった」と発言されています。

そして今回の契約解除の原因としては以下のようなことが考えられます。
・契約自体が既に数年前から不履行状態にあった。
・何度もアニメイトフィルム側に改善を再三要求・指摘してきた。
・しかし守られることが殆どなく、著作物のサンプル品すら送ってこない状態が続いた。
・一部に関しては著作権者の許可無く改変などが行われていた。
・今回のTVシリーズに関しても一切の事前(事後)通知などが無かった。

など多数の要因から発生していますが、やはりTVアニメが響いた模様です。

以上の状況により、本作品の放送は極めて厳しい状況になったこととなります。

今後、どうような展開になるのか当サイトでも随時お知らせしていきたいと思います。

なお、原作権をもつ子安武人氏は本件に関しては自身の公式ウェブサイトにて「今のところ手元に確実な情報が渡っていない」という理由から言明は避けています。コレに合わせて掲示板に関しても「子安氏の意向」という事で現在閉鎖処置がとられています。

注:この記事は「つちや」氏が提示した資料などからの推測などを含めて掲載しております。ですので、アニメイトフィルム側の言い分などを聞いてからでないと正確な判断はできないと思います。あくまで、これは「現地点」であるという事を念頭に置いて頂きたいと思います。

詳しくは、つちやきょうこ氏のサイトなどをご覧ください。

関連サイト:DANCE MACABRE(つちやきょうこ氏のサイト)
                 契約解除通知書のページ(同上)
       STAR CHAMBER(子安武人氏の個人オフィシャルサイト)

 

ブラウザの「戻る」でお戻りください。

(C)2002 てぃーえーグループ本部 サイト製作委員会
(C)2002 てぃーえー